創業から28年。
東洋ソーラーの山陰エリア(島根・鳥取)での太陽光発電システム施工実績は約5,000棟です。
お客様の大切な財産であるお家の屋根工事。
「雨漏りするんじゃない?」
「施工不良は心配ないの?」
など、工事に不安がある方も多くいらっしゃいます。
今回は、当社の安心安全・確かな技術力に基づく施工について知っていただきたい!という想いから、実際の屋根工事の工程を解説をしていきたいと思います!
目次
PVマスター技術者の在籍数が全国トップクラス!
東洋ソーラーは、JPEA(太陽光発電協会)が認定する「PVマスター技術者」の在籍数が全国でもトップクラスです。
「PVマスター技術者」というのは、一般住宅へ太陽光発電システムを設置するときに必要な、施工者の基礎知識や技術が、安心して工事を任せられるレベルに達しているかどうかを図るための資格のこと。
当社で太陽光発電システム設置を担当するのは、在籍20年のベテランスタッフを筆頭とする屋根工事のプロフェッショナルたちですので、安心してお任せください!
様々な屋根材へ対応してきた確かな実績
和瓦・平板瓦・S瓦などの瓦屋根をはじめ、スレート葺きや、ガルバリウム鋼板葺きなどの金属屋根など、進化する屋根材に対応してきた経験があります。
▼創業より28年、様々な屋根材それぞれに最適な工事を行ってきました。
メーカー推奨の工法から、さらに安全性と強度を高めた施工技術により、お客様の大切なご自宅の屋根に太陽光パネルを設置しています。
高い技術力と繊細な作業による丁寧な仕事
1. 墨出し~瓦への施工
今回は平板瓦屋根へのパネル設置工事(ハンファQセルズ社製)を例として、実際の工程を見ていきましょう!
平板瓦などの屋根に太陽光パネルを設置するには、まず屋根に「墨出し」というパネルの設置場所を決める作業を施していきます。
▼1か所ずつ丁寧にマーキングを施します。
2. 屋根材への施工
墨出し後、施工箇所の瓦を1枚1枚丁寧に外し、太陽光パネルの架台を野地板(表面は防水シートに覆われている)に取り付けます。
▼丁寧に瓦を外していくと、防水シート(ルーフィング)が見えてきました。
瓦などの屋根材の下には野地板と呼ばれる下地材があり、防水機能を施したルーフィング等の防水シートがそれを覆っています。
じつはこのルーフィングこそ、お家の雨漏りを防ぐための最も大切な要なのです。
▼瓦の下には雨漏り防止のアスファルトルーフィング等が敷き詰められています。表からは見えない縁の下の力持ち的な存在。大変重要な建材です。
▼この下葺材の上に、太陽光パネルを支える瓦板を設置していきます。
そして取り外した瓦には、先ほど墨出しした箇所に金具設置用の穴を開けていきます。
3. 工事の要!当社がこだわるコーキング!
取付けた瓦板と下葺材との間に、当社選定のPVシーラントで丁寧にコーキングを施します。
▼まず瓦板にプライマー処理を施し…
▼コーキング材(PVシーラント)をコーキングナイフで丁寧に密着させていきます。
この際に注意すべきことは、瓦板の軒側はコーキングせずに必ず開けておかなければいけないという点です。
軒側をコーキング材で塞いでしまうと、雨水が排水できずに雨漏りの原因になったり、水が溜まって大事な屋根材が腐ってしまう可能性があるのです。
設置工事では、取り付けるパネルのメーカーや屋根材ごとに、使用する工具・部材や工法が異なりますが、それらを毎回きちんとすべて把握し、ミスなく丁寧に・しかも素早く完成させる技術力こそ、当社の工事がプロフェッショナルと言える大きな理由です。
さて、話を工事の解説に戻しまして、
ここで使うPVシーラントは、メーカー選定のコーキング材とは違う特殊仕様。
通常工事に使用する変成シリコンは、時間の経過とともに硬化が進むもので、「屋根材」「防水シート」「土台となる瓦板」を一体化させる、という考えですが、東洋ソーラーが選ぶこのPVシーラントは、-40°~150°の過酷な環境でも弾性を失わないコーキング材。
高耐久性と高耐候性、接着性に優れ、高い防水性能を保ち続けます!
値段も高く、コストもかかりますが、地震などの自然災害や不測の事態でも“ずっと”屋根材・防水シート・瓦板の防水を守る要として機能し続けます。
このコーキング技術こそ、施工実績5,000棟の経験値が活きている証。
お客様の大事なお家の屋根の雨漏りを防ぎ続けます。
4. パネル取付け用の金具・架台設置~
コーキング後はパネル架台の金具設置作業に入っていきますが、ここにも当社のこだわりがあります。
他の多くの施工会社様は、『支持金具』と呼ばれる「瓦の上に直接取り付ける金具」を使いますが、支持金具は雪の重みでたわんで瓦が割れることがあり、当社では推奨していません。
▼支持金具による施工で瓦が割れてしまった例 ※他社様での施工例
屋根の状態が悪くなって後悔した…というような事態になってはなりません。
そのため東洋ソーラーでは、より高い施工技術の必要な『アンカー金具』(瓦ではなく、屋根材に金具を取り付ける)を用いることで瓦への負荷を避け、雨漏りのリスクを軽減させるようにしています。
▼先ほど設置した瓦板に、アンカー金具をしっかりと取り付けていきます。
さらにこの接合面にもコーキングを施します!
▼瓦板と金具の間はもちろん、瓦板を止めたネジ一つひとつにプライマー処理を施し、コーキング!
金具のコーキングにも、先ほど触れた排水のための対応(軒側を開ける)が一つひとつ残さず行われています!
ところで、『コーキング作業が必要なことは分かったけど、一緒に出てくる「プライマー処理」って何?』と思われた方もいるのでは。
プライマーとはコーキング前に使われるもので、PVシーラントの密着性を高めるために塗布する部材です。これがないと、せっかくコーキングを施しても接着度合いが低くなり、剝がれる可能性が高まってしまいます。
▼瓦板と金具のコーキング作業完了!
穴加工を施した瓦を戻し、ここにもまたしっかりとコーキングを施していきます。
▼まずはプライマーを瓦に塗布して…
▼乾いたらPVシーラントでコーキングします。
▼瓦の穴をコーキング材で塞いだあと、瓦キャップ(黒い蓋)を付けてさらにコーキングを行います。
▼瓦キャップからはみ出したコーキングは、キャップを覆うようにヘラでしっかりとなじませていきます。
このキャップを覆うようなコーキング処理は、マニュアルにはない当社独自の工法ですが、「仕上げを美しくする」「防水効果をより一層高める」というこだわりのもと、欠かさず実施しています。
この工程により、見た目も整って美しく、しっかりと雨漏りを防ぐことができるのです。
▼瓦表面のコーキング処理も完了しました!
金具の取り付けが完了すると、次はパネル設置のための架台取り付け作業に入ります!
▼雨水を逃がすための水よけシートを付け、ラックを設置して…
▼さらに見た目を美しくするため、軒側にはモジュール(パネル)前カバーも取り付けていきます。
5. 太陽光パネルの取付けと配線
配線作業に入ります!
PFD管に配線したケーブルを通します。
これはケーブル保護とケーブルが目立たないようにするためのもので、ここでもやはり見た目の美しさにはこだわります。
架台の取り付けが完了しました!
これで太陽光パネル設置のための土台が完成!
最後にパネルを架台へ設置し、パネルの配線作業を行っていきます。
▼パネルを一枚一枚丁寧に設置し、慎重に配線作業を行います。
配線したケーブルは、当社で厳選した耐久性の高い銅バインド線でしっかりと固定します。
通常工事で使用されることの多いプラスチックの結束バンドでは、時間の経過とともにプラスチックが硬化して切れ、解けたケーブルが屋根に垂れるという事象が多く発生します。
値段は高くなりますが、銅のバインド線を用いることでより長期の耐久性を維持し、ケーブルを固定します。
6. 最終チェック~設置完了!
最後に金具の締め具合を最終チェックすれば、太陽光パネルの屋根工事は完了です!
▼金具のゆるみがないよう、一箇所ずつ締め付け確認を行います。万一の緩み等を見逃さないために、必ずすべてのネジを確認します。
太陽光パネルの設置工事が完了しました!
防水処理などはもちろんのこと、見た目の美しさにもとことんこだわって作業しています。
島根県・鳥取県の山陰エリアでの太陽光発電の導入は、施工実績約5,000棟を超える東洋ソーラーにお任せください!
松江市や出雲市、安来市を始め、島根県東部から西部まで幅広くカバー。鳥取県においても、米子市を始め全域で対応しております。
発電量シミュレーションやお見積りは無料!
まずはお気軽にご相談くださいませ。
次の記事では、【屋根工事編その2】「スレート葺き屋根」編をお届けします!
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